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【成績を上げるために】既視感を得ること

天王台の学習塾スクール・ハピネスの大津です。


<既視感>
一度も見たことがないのに、すでにどこかで見たことがあるように感じられること。

(コトバンクより)


成績を上げるためには既視感が非常に重要です。


受験勉強を例にとると、
誰もがどこかのタイミングで過去問をやるはずです。


じゃあ、過去問と完璧に同じ問題が出るかといえば、
出ないでしょう。


では、過去問をやる価値はどこにあるかといえば、
試験全体の全容や傾向をとらえることにあります。


例えば、
どれぐらいの量の問題をどれぐらいの時間で解かなければいけないか。
どういう問題が出やすいか。
時間配分はどれぐらいにすべきか。


などなど


こういったことをつかむのが非常に大切です。
特に使われやすい問題傾向をつかめたり、見つけられたりすると対策が立てやすいです。

 

実際に私が以前教えていた生徒と英語の過去問をやっていたときのことですが、
一緒に確認していたら、毎年「仮定法」に関連する問題が出ていたのです。

 

その子は仮定法はあまり得意ではありませんでしたが、
仮定法に関する問題を何問も解いて対策をしました。

 

実際に当日も仮定法の問題が出て無事とれました。

 

この1問(あるいは数問)で合否がひっくりかえるかどうかは難しい話ですが、
ただ、仮定法に関する問題を当日見たときに確実に既視感があったはずです。

 

問題を見た瞬間に

「あっ、仮定法の問題だ」と感じたはずです。

 

勉強で取り組む問題の種類は多いですが、
問題を見たときに何に関する問題かわからないと解きにくいです。

 

一方で、問題を見たときに何に関する問題かわかれば、
『解ける!』という気持ちにもなり、解ける可能性は高くなるでしょう。

 

やりこんだ量が多ければ、見た瞬間に「あっ、この問題ね」となるはずです。
私を始め、多くの教える側の人間はよくこう思います(笑)

 

では、
勉強において『既視感』を得るためにはどうしたらよいかといえば、
あるジャンルの問題を繰り返し何回も復習することです。

 

同じ問題を使っても構いませんし、
複数のテキストからピックアップしてやるのでも構いません。

 

何回も同じジャンルの問題を解いていくと
だんだん思考が最適化されて、スムーズに解けるようになります。

 

その最中で、

「あっ、この問題だからこうやって解くだろう」とか
「こんな感じの答えになるんでしょ」と感じられるようになってきます。

 

勉強をしていく中で「既視感」が増えれば増えるほど
レベルが上がっていきます。

 

同じ問題を繰り返すのは退屈にも感じられますが、
非常に価値のあることなので取り組んでいけるのが良いと思います。

 

あっ、例外的になりますが、
学校の定期テストはワークや教科書の問題などがそのまま出てくることもありますので、
定期テストに向けての勉強としてもおすすめです。


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