指導理念と指導方針
指導理念

指導方針
『意識を変える』・『やり方を変える』
学習意欲がそれほど高くない・学習習慣が定着していない・集中力が長続きしないといった問題点を抱えている生徒さんがまずしなければならないことは、『意識の改善』を図ることです。しかしそれは容易なことではなく、かなりの根気と時間が必要となります。私たちは、勉強ができないことはなぜいけないのか・何が困るのかを具体的に示し、彼らに理解してもらうことに努めます。
次に必要なことは『勉強のやり方の改善』です。もちろんそれ以前に学習時間の増量も必要となりますが、やり方が良くない子が時間だけ増やしても成果は望めません。そこでまずは『ノートの重要性』を理解してもらうために、とにかく見やすくて丁寧なノート作りを徹底させます。そして自分のノートを活用した勉強をさせるために、ノートを確認すれば必ずわかる宿題を作成します。これを繰り返すことで『自分で調べる習慣』を身に着けさせます。
高校卒業後の進路を見据えた指導と生徒管理に努める
『生徒の成績を上げること』と『少しでもレベルの高い高校に合格させること』が塾の役割であり、保護者が望むことであるのは紛れもない事実です。当然ハピネスでもそのことを前提に指導を行いますが、そのためのコンセプトやプロセスは他の塾とは大きく異なります。
ハピネスのコンセプトは、『少しでもレベルの高い高校に合格させること』にとどまらず、『高校に入学した後の学習まで見据えた指導を行う』ということです。ほとんどの塾は生徒の志望校を決定する際に、本人が入学後の授業についていけるかどうかを加味するようなことはしません。とにかく少しでもレベルの高い高校に入学させることを優先します。そしてほとんどの生徒は高校合格後、塾を卒業します。その結果、高校入学後早々、授業についていけなくなる生徒が大勢いるという現実があります。そして高校卒業後の進路について本格的に考える時期が来たとき、初めてこのままではいけないということに気付き塾や予備校を検討するのですが、正直それでは手遅れだというのが現実です。
そのようなことを防ぐために、ハピネスでは高校入学後も継続して学習することを前提とした学習指導及び進路指導、生徒管理を行っていきます。上記でも述べたように、ハピネスに通う生徒さんの学力は決して高いわけではありません。そしてそのような生徒の意識を変えるにはかなりの時間と労力が必要となります。であれば、最終ゴールを高校受験よりも先に設定してあげた方が生徒たちの可能性をより引き出してあげることが出来ると考えています。また、無理をしてレベルの高い高校に志望校を設定したり、安易に私立単願を勧めたりせず、高校入学後、十分に自分の力を発揮できるような高校選びをしていきたいと考えています。